自分という壁
女性の感性でモノ・コトデザイン
ユース代表の植田由貴子です。
【自分という壁】
3年前に人間関係のトラブルにより
自己否定、自信喪失、人間不信・・・に陥ってしまい
急に泣いたり、消えたいと思ったり、
いっそのこと病名を診断されたら楽になれるのかもと
何度も心療内科が頭によぎりました。
泣くのにも、悩むにも疲れてきた時
今の苦しみがなったとしても
生きていればまた別の苦しみはやってくる
だったら、目の前の苦しみから逃れるより
苦しみに対応できる自分の在り方を変えて
いくべきじゃないか
そんな考えに辿り着きました。
そのきっかけは「仏教」でした。
元々、禅には興味があり
本を読んだりしていましたが
Youtubeで「大愚和尚の一問一答」に出会い
(なぜこの動画に辿り着いたのかはわからないけど)
自分の在り方を考えるようになりました。
問題は外側で起きているのではない
自分の中で起きている
過去や未来を憂いて、妄想し
問題を自ら作り出し、心が反応している
仏教を通じて人間の脳や悩みが生み出される
メカニズムを理解できたことで
自分の思考の癖に気づき、心の在り方を
変えることができたんです。
しかし、ここに至るまではそう簡単ではありませんでした。
頭では理解していても、心は反応してしまう。
反応するたびに、
「こんなことを思ってはいけない」
「こうあるべきだ」と思っていましたが
仏教では、それをも受け入れるのである、と説きます。
そんなことを繰り返すうちにだんだんと
自分の心の反応を客観視できるようになりました。
今、自分はイライラしているな〜
だけどこれは瞬間的なものだから違うことを考えよう。と切り替えたり
あー、今私不安に思っているな〜
何が不安なんだろう?でもこれって自分の思い込みじゃない?と思い直したり
心の在り方を変えるために頑張ろう!と努力するのではなく
毎日の積み重ねで習慣化させること
これが、僧侶の「修行」にあたるそうです。
そして、常に自分の心に問う余裕を持つこと、これが「瞑想」にあたる。
瞑想を習慣化させることで、常に自分の心と向き合い
例え心乱れることがあっても、持ち直すことができる
それが、穏やかに生きる術なんですね。
私は、毎日午前3時に起きています。
そして、コーヒーを淹れジャーナリングから始める。
ジャーナリングとは、モヤモヤとした気持ち
漠然とした感情などを書き出し整理する作業。
「書く瞑想」とも言われています。
なぜ、午前3時なのか。
ウチは6人家族。そして、私は主婦であり子育て中の母です。
常に誰かが何かを言ってくる。時間に追われている。
自分の心と向き合い、整えることができる時間が、
夜中から明け方にかけての午前3時〜6時
一人になれる時間。この時間が私にとっては癒し。
これが、前述にある「修行」だってことを
「自分という壁」の本を読んで気づきました。
私はこれを「人生を変える午前3時のルーティン」と
勝手に呼んでいます。笑
本当に早起きで人生変えられます。
早起きは誰でもできるんです。だって早く起きるだけですから。
寝る時間がない、忙しい、は自分の内側の問題。
問題はいつだって自分の内側にあるんです。
「自分という壁」
ぜひ、手にとっていただきたい本です。
今の苦しみがなぜ起きているのかが理解できます。
必要な方に届きますように。