主婦は、一家のクリエイティブディレクター

女性の感性でモノ・コトデザイン
ユース代表の植田由貴子です。

以前はグラフィックデザイナーという役割をメインにしていましたが、
現在は、クリエイティブディレクターという役割で動いています。

まず。

<グラフィックデザイナーについて>

パソコンで、グラフィックソフトを使用してデザインをします。具体的にいうと、名刺、チラシ、パンフレット、パッケージ・・・などの印刷物全般です。印刷物以外では、企業、店舗、商品のロゴデザイン、などをします。

<クリエイティブディレクターについて>

お客様のご要望について、現状把握、現状課題などを整理し、
事業戦略に沿ったターゲット(誰に伝えたいか?)、
伝えるべきメッセージ、伝える手段、デザインの方向性、使用する媒体を決定し、

web デザイナー、フォトグラファー、イラストレーターなどなど、
各分野のクリエイターに相談、依頼。

その他必要な外注先、人材を集め制作進行及び全体の管理をする。
簡単に言うとプロジェクト全体をええ感じに導き、まとめる役ですね。

仕事の上で、最も重要としているのはコミュニケーション。

何事においても、人と一緒に何かをするときには
絶対にコミュニケーションが大事。
現在長期の案件をいくつか抱えていますが
時間がかかるほど、綿密なコミュニケーションを心がけています。

特に、私たちの仕事は「感性」
目に見えないものを形にしていく上で
お互いの感覚、思っているイメージを
常に共有することが大事です。

でないと、同じ方向へ進めません。
コミュニケーションには、
言葉にしなくても気持ちで通じ合えるものと
言葉にしなければ伝わらない
コミュニケーションがあります。

よくあるコミュニケーションの衝突は

言ったつもり
・聞いたつもり
・伝わっていると思ってた
言わなくても伝わるだろう

これらを防ぐために
私が、仕事をする上で理想としているのは
お客様であれ、パートナーであれ、

●相手を迷わせない
●相手を不安にさせない
●はっきりと決断し
●きっちりと言葉で伝える

です。とは言いつつも
私もまだまだ発展途中。完璧にはできてません。
しかし、そのために常々努力しています。

相手を迷わせる発言は

仕事を遅らせる。
相手を不安にさせる発言は不信感を招く。
曖昧な決断は、相手を迷わせることになるし
不安にもさせ、不信感を招く。

言葉にしなければ、相手に伝わらない。
これは、私が今まで会社員時代や
これまで携わってきた制作現場で
身をもって経験してきたことです。

なので、私は仕事を依頼する際には
必要な情報を整理し、できるだけ
相手が迷わないよう、不安にならないよう
入念に準備を揃えてから依頼するようにしています。

この「クリエイティブディレクター」

主婦って、家庭においてこの役割を担っていると思います。

要するに、家族全体をええ感じに導き、まとめる役 です。

例えば、主婦の皆さん
一日の流れ(予定)を想像してみてください。

全て自分一人でできるものではありません。
必要に応じて、夫か家族の誰かに任せる。

予定をこなすためには
全員のスケジュールを把握し

誰に、何を、任せるか、任せられるのか?を考える。

夫に任せるなら、夫が理解できる内容の説明を
母親に任せるなら、母親が理解できる内容の説明を
子供に任せるなら、子供が理解できる内容の説明を
しなければなりません。

それを、
相手が迷わないよう、不安にならないよう、
はっきりと決断し、きっちりと言葉にして伝えます。

でないと、
たちまち上手く回らなくなり
コミュニケーションの衝突が起きますよね。

例えば、

「あれ?子供のお迎えは誰が行くの?」とか、
「ご飯が炊けてないー!!」とか、
「車が使いたかったのに、車がないー!」とか、
「もうー!ちゃんと言っといてよ!!」なんてね。

さらに!!

今日の晩御飯、明日の朝ごはん、お弁当のおかず
高熱費の支払い、ゴミ出し、子供の習い事・・
などなど様々なことを

同時進行で円滑に回しながら、全体を管理しているのです。

私が、いつもお仕事をお願いしている
主婦クリエイターさんのグループがあります。

在宅でお仕事されているのですが
まー、お仕事が早いっ!!!

・段取り力
・対応力
・理解力
・頭の回転
・応用力

全ての処理能力が長けていらっしゃるのですね。
ここへ、デザイン力と技術をお持ちなのですから

本当に頼もしいです。その上、何と言っても
皆さんポジティブで向上心が高い!

主婦ならではの日常生活のご経験が生かされていますね。

これがまさに、会社の事業コンセプト

「女性の感性でモノ・コト デザイン」

に繋がっているのでございます。