中学生の保護者様向け セルフブランディングセミナー事例
貝塚市立二色学園にて、セルフブランディングに関するセミナーを開催しました。
こちらの学校は、小学校と中学校が合併した義務教育学校で、「家庭教育学級」という保護者同士が学び合う場にて、保護者様に向けてお話させていただきました。多くの学校の集まりではお母さんが中心ですが、今回はお父さんもご参加くださり、1名ながら積極的に関心を持っていただきました。

セミナー開催のきっかけ
このセミナーを行うことになったきっかけは、以前、子育て支援団体の方から依頼を受け、子育てママ向けのセミナーを開催したことです。
その参加者の方から「中学校に通う娘にも聞かせたい」とお声をいただき、実際にご自身の娘さんが通う学校と交渉して、このセミナーが実現しました。
保護者さんご自身の関心と行動によって生まれた、温かくも実践的な学びの場です。
学校教育にも必要なセルフブランディング
私自身、中学生の娘を持つ親として、今の教育を見ていると、受験のために必要な点数を稼ぐ「テストのための勉強」に偏ってしまっているのではないか、と感じます。
なんのために勉強するのかを理解せず、ただお尻を叩かれて勉強する環境がある。
しかし、親として望むのは、子どもが自分の価値や得意を知り、自分の生き方を自分で決められる人間になることです。そのためには、自分を知り、強みを理解し、どんな生き方をしたいのか、何を目指したいのかを考えた上で、必要な学びを選び取る力が必要です。志望校や受験、勉強は、そのための手段であり、目的ではありません。大人はその選択肢を示してあげることが大切だと考えています。
だからこそ、セルフブランディングの考え方は学校教育にも必要なのです。自分の強みや価値を理解し、将来の方向性を考える力を身につけることは、子どもたちが主体的に学び、自信を持って成長していくための土台になります。

セルフブランディングの本質と日常への活用
私が普段企業や店舗向けにお伝えしているセルフブランディングの本質は、「自分(自社)らしさを知り、強みや価値を一貫性をもって伝え続けること」
そのプロセスには以下の3つのステップがあります:
・自分を知ること
・自分を認めること
・それを人に伝えること
これはビジネスだけでなく、学校教育、親子関係、夫婦関係などあらゆる人間関係にも活かせます。

「誰が」伝えるかで、人は選ぶ
講座では、自分の強みや魅力は自分では気づきにくいこと、そして自分の「当たり前」が誰かにとって貴重な価値になることをお伝えしました。
先日も、大学生の方からセルフブランディングの相談をいただき、個別でサポートを行いました。また、人材系コンサルティング会社からのご相談もあり、幅広く関心を持っていただいています。
自分で自分の魅力が腑に落ちたとき、それは最強の武器になります。このセミナーでは、その気づきのきっかけを提供することを目指しています。
相談・講座へのご案内
「セルフブランディング講座を受けてみたい」
「自分の強みを見つけて、日常や仕事に活かしたい」
「子どもや学生にも、自己理解や表現力を身につけさせたい」
そんな方はぜひお気軽にご相談ください。あなたやご家族の魅力や強みに気づき、日々の人間関係や学びに活かせるサポートをいたします。

