ものづくり情報発信誌 制作ディレクション
東大阪にある「ものづくりビジネスセンター大阪(MOBIO)」
大阪府と(公財)大阪産業局が運営する、府内ものづくり中小企業の総合支援拠点です。
このMOBIOが年3回発行している情報発信誌「MOOV,press(ムーブプレス)」のリニューアルにつき、企画・制作ディレクションを弊社が担当させていただきました。

クライアントについて
「MOBIO(モビオ)」は、大阪府と(公財)大阪産業局が共同運営する、府内ものづくり中小企業の総合支援拠点。技術力を持つ中小企業を、全国・世界に発信するための場として、多くの企業の成長を後押しされています。
プロジェクトの背景とご相談内容
情報誌『MOOV,press』は、創刊から10年以上続く広報ツール。しかし、時代は変わり、情報収集の主流は紙からスマホ、動画へと移行しています。
経営を引き継いだ後継者層もスマホネイティブ世代。そんな変化の中で、情報発信を刷新したい、そんなご相談をいただきました。
実は当社、もともと“町工場”出身。製造業の現場をよく知る立場として、モビオで行われるイベントにも以前から参加しており、そのご縁もあってご依頼をいただくことになりました。
解決策:紙と動画の“ハイブリッド発信”
私たちがご提案したのは、“紙×動画”のハイブリッド型情報発信。
- 誌面のボリュームは従来の半分に。
- 誌面に掲載していた鼎談記事は動画に置き換え。
- 誌面はハガキサイズにし、動画へのQRコードと見出しだけで伝えるという提案。
しかし、この案は一度はボツに・・・。

「まだまだ誌面で読む読者がいる」という現場のリアルな声を大切にし、最終的には誌面ボリュームを半分にしつつ、動画と併用する今のスタイルに落ち着きました。
制作の進め方
弊社は、企画・編集・制作のディレクションという立場で、カメラマン、ライター、デザイナー、との4者で制作チームを組みました。毎号のテーマ決定から、企業選定、取材・撮影・編集まで、全てワンストップで対応。
特に力を入れているのが「鼎談動画」の撮影です。
- 事前に企業3社へ丁寧なヒアリング
- 絵コンテとライターによる台本を制作
- 撮影現場では、自然な空気感と本音が引き出せるようディレクション
- 撮影後はライターが文字起こしを行い、カメラマンと連携してテロップ入りの見やすい編集へ
- ライターがまとめた原稿をデザイナーが編集、紙面デザイン
1号の制作で、8社を訪問・取材します。カメラマン、ライター、デザイナー、この制作チームの皆さんがそれぞれのポジションで、力を発揮しクリエイティブを結集。
現場で実際にお話を聞き、目で見て、感じたことをコンテンツに落とし込む——それが、単なる“まとめ記事”では終わらない理由です。






ものづくりの現場に、伝える力を
このプロジェクトを通じて感じたのは、ものづくりの現場にはまだまだ “光を当てるべき技術” や “語られていない物語” がたくさんあるということ。
私たちはそれを「どう魅せるか」「どう伝えるか」に真剣に向き合い、企画から制作までを伴走します。
こんな方におすすめです
- 情報誌や社内報の内容・見せ方にマンネリを感じている
- 紙媒体の良さは残しつつ、動画やデジタルの活用も取り入れたい
- 技術や現場の魅力を、もっと伝わるカタチにしたい
- 取材・企画・撮影・編集を一括して任せたい
私たちは、貴社の情報発信に“ワクワク”と“確かなカタチ”を届けます。
ぜひ一度、ご相談ください。
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