カビ洗浄液「KABIWAZA」ブランディング
“見せたくなる”洗剤へ。業務用から暮らしの中へ。
ブランディングデザイン 事例
クライアント:株式会社日本カビ対策プロジェクト様
「強さ」だけじゃない。“美しさ”をまとったカビ洗浄液。
もともとは業務用として開発されていた、非常に高性能なカビ洗浄液。
その品質をそのままに、家庭向けに展開したいという構想から、このプロジェクトが始まりました。
ご相談いただいたのは、「洗浄液=生活感」という固定概念を超え、
“おしゃれな暮らしを大切にする女性たち”の手に届くデザインにしたいというご要望。
私たちはこの想いを受けて、
新商品「華美技(KABIWAZA)」のブランド設計からプロダクトデザイン、さらには新会社立ち上げに伴うビジュアルデザインまで、トータルでお手伝いさせていただきました。
プロジェクトの流れ
Step1:ペルソナ設計から始まる、共感のデザイン
ターゲットは、「自分らしい空間づくりを大切にする女性たち」。
家族構成・性格・ライフスタイル・洗剤に対する価値観…など、
クライアント様と丁寧にペルソナをすり合わせるところからスタートしました。
そのペルソナから抽出されたキーワードをもとに、ブランドコンセプトを言語化。
「強さ」と「美しさ」、「効能」と「感性」——そのどちらも大切にする。
そんな二面性をもつ、唯一無二のブランドイメージを創出していきました。


Step2:ネーミングとロゴ——“華美技”というブランドの意味を深く掘り下げる
商品名は「華美技(KABIWAZA)」。
力強い漢字表現と女性らしさのバランスをどう設計するかが鍵でした。
最初のロゴ案は3案ご提案。
しかし「イメージに近づいていない」とのご意見から、一度すべてを見直し、ゼロベースで再構築。



ヒントとなったのは、“カビの多様性”。
実はカビには8万種以上の種類があり、その色も青・赤・黒…とさまざま。
私たちは「カビを敵としてではなく、“自然の一部として共存する存在”ととらえ直す視点」にインスピレーションを得て、
カラフルな配色で“多様性”と“調和”を表すロゴを制作しました。
最終的に、そのデザインが採用に。
「機能性」と「美意識」の両立を、ロゴでも実現できたことは、私たちにとっても大きな成果でした。

Step3:生活シーンに寄り添うデザインへ
洗浄液には複数の種類があり、用途に応じて使い分けが必要でした。
そこで、使用シーンごとにひと目でわかるアイコンも開発。
「選びやすさ」や「直感的に使える安心感」もデザインの力で届けていきました。


このような方におすすめです
・BtoB商品の一般向け展開を検討している
・プロダクトだけでなく、企業やブランドそのものの世界観づくりを相談したい
・機能性は高いけど「デザイン面で選ばれにくい」商品を持っている
・誰に届けたいか、どんな風に使ってほしいかを言語化したい
見えない想いを、見えるかたちに。
私たちは、ただの“きれいなデザイン”ではなく、ブランドの奥にある価値やストーリーを、社会とつなげる存在でありたいと考えています。
御社の商品をきちんと伝えるお手伝いをさせてください。
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