“ゴミを捨てる”を“笑顔にする”ブランディング事例
ゴミ」と聞いて何を連想しますか?
多分、大抵の人は汚い、不要なもの、面倒なもの、とか、いや〜〜〜なイメージを持っていますよね。
大阪府 寝屋川市・交野市の一般・産業廃棄物収集をしておられる株式会社寝屋川興業・株式会社エンタープライズ山要様の「会社案内パンフレット」の制作事例をご紹介します。こちらの会社様は、家庭から出るゴミから工場などから出る産業廃棄物の両方を取り扱っていらっしゃいます。
「ゴミ屋」のネガティブイメージから脱却したい。
まず、お悩みとして「ゴミ屋」のネガティブイメージから脱却したい。(キツイ、汚い、怖い?、のイメージ)が、ありました。
こんなことって、ないですか?大掃除をした時や、引越しの時など
・このゴミ、どこへ持ってけばいいんだろう?
・普通のゴミの日に出しても良いの?
・このゴミは有料になる?いくらかかる?
などなど。ゴミのことって結構知らないこと多いですよね。
でも、
”誰に聞いて良いかわからない”そんな「ゴミ」で困っている工場や、飲食店、企業、一家を守る主婦、一人暮らしのおばあちゃん・・・などなど、
地域の皆さまのお困りごとを解決したい!そして、困っている皆さんを笑顔にしたい!そのためには、「そうだ!〇〇へ聞いてみよう!」って、すぐに思い出してもらえるような、気軽に問い合わせてもらえるような、そんな、安心感、温かみのある、親しみやすい会社でありたい。というのが、同社のリクエストでした。
そして、社長が女性という事もあり「女性の柔らかい発想で」というご希望もありました。
ゴミ=ネガティブではなく「ポジティブである」
まず、大きなポイントとしては、ゴミ=ネガティブではなく「ポジティブである」という事。
ゴミとは、“護美”と書かれることもあり文字通り『美しさを護る事』は心身の健康にも繋がります。
ゴミ・不要なものを処分したらスッキリしますよね?
スッキリすると、なぜか心の中も整ってきませんか?よく部屋の乱れは心の乱れというように、部屋が散らかっているときは何だか精神的にも落ち着きがなくって、綺麗に掃除すると、気分もよく「さぁ、やるぞ!」って前向きになれますよね。そんな風に、ゴミ・不要なものを処分、整理するって事はその空いたスペースに、良い事、幸せが舞い込んでくると思うのです。
ということで、まず作ったスローガンがこちら。
「断捨離」という言葉が、いつからか当たり前のように使われるようになりました。
断捨離とは、単にゴミを捨てることではないです。モノへの執着を捨てて、不要なモノを減らすことにより、 生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得て自分をレベルアップさせること、その考え方を全員で共有できるよう、見える化しました。
Go! Me! 運動 (ゆけ!私!)
これは、地域の清掃活動やお片付けの勉強会、さらには、地域の主婦やお年寄り、お子様も一緒に楽しめるようなイベントを今後開催予定です。まさに、“ゴミを片付ける”を“みんなの笑顔”に繋げる活動です。このようにアイコンにすることで、親しみもってメッセージを発信し、周知できればと考えました。
働いている人(社員)の顔を見せる
そんな活動を実際にしている人たちって、一体どんな人たちなの?働いている人の顔を見える事によってより親近感が湧いて安心できるし会社の雰囲気も伝わりやすいよね、という事で、社員の方々をパンレット全面に登場頂きました。全体のビジュアルイメージは、会社のシンボルにもなっている風船を使用。バルーンアーティストの方にお越しいただき現場で準備。
皆さん、滴る汗を拭い… 青空の下で撮影。やはり自然との勝負は難しいですね。風向き、タイミングを見計らってのリリース。7月の真夏の炎天下で行った撮影。
風船の撮影は風向きや、日の射し方などタイミングがとても難しく、失敗した時の事も考え約200球の風船を準備!
笑顔サンサン、サンシャイン(社員)
撮影では、想定外に風船が飛んでいってしまい、最終的に画像修正でなんとかなりました。笑
そして、完成したデザインがこちら。まさに、サンシャインのごとく。明るくHappyを燦々と降り注いで下さるシャイン(社員)の皆様です!!!笑
約4ヶ月に渡る会社案内パンフレット制作プロジェクト。その間、何度も打ち合わせをし、意見交換していく中でさらに、こちらの会社様のことを知る事ができ、また社員の皆さまも快く制作にご参加頂きそのお人柄にも触れ、働く人柄が会社の経営、サービスにも現れるのだな、と感じました。
今後、ますますのご活躍を応援しています!